−処暑−　二十四節気のキャンドル

kotoの自社アトリエで作る四季巡る二十四節気のキャンドルは、厳選した原材料を配合し、ブレンドや調合、箱詰めまで一点一点職人の手によって心を込めてしつらえています。

大豆とアブラヤシの天然ワックスを独自にブレンドし、香りの拡散と持続、燃焼効率に優れたハンドメイドキャンドルをお届けします。

夏の暑さがやわらぎはじめる頃――処暑。

夜にはマツムシや鈴虫の声が響き、涼やかな音色が秋の入り口を告げます。稲穂が黄金色に色づきはじめる一方で、台風が訪れる季節でもあります。「処暑の香り」は、塩気を帯びた海風にほんの少しの神秘を溶かし込んだようなフレグランス。

ミネラル豊かな海塩の複雑さをそのまま閉じ込め、スパを思わせる落ち着きと、包み込むような海の安らぎを漂わせます。最初に広がる トップノートは、カルダモンとオレンジピール。

爽やかさのなかにスパイスの温もりが重なり、軽やかで洗練された幕開けを描きます。続く ミドルノートでは、リッチでミネラル感のあるシーソルトが香りの中心を満たし、潮風を思わせる深みと透明感を放ちます。

そして ベースノートでは、パーム（椰子）、ライトムスク、アンバーがやさしく重なり、波音のように静かで心地よい余韻を残します。

カルダモン、クローブ、オレンジの天然精油が香りに奥行きを加え、落ち着きのなかに明るさと温かみを添えています。

トップにはオオケタデをあしらい、穏やかな季節の彩りを映しました。潮風のようなやさしい安らぎが暮らしに漂い、心に穏やかな余韻を残しながら、夏から秋への移ろいをなめらかに感じさせてくれる香りです。

二十四節気の移ろいに寄り添うように、kotoのキャンドルはすべて厳選された原材料を用い、自社工場で一点一点、手作業で仕立てています。ワックスの配合や芯の細部に至るまで丁寧にこだわり、美しく灯りと香りを楽しんでいただけるよう心を込めています。朝の始まりから夜のひとときまで、季節の気配を感じる香りが日常に溶け込み、暮らしのリズムにそっと寄り添ってくれます。

また、キャンドルを包むグラスは、使い終えた後に湯煎して洗うことで、繰り返しお使いいただけます。kotoがご用意する別売りのティーライトキャンドルを中に入れて灯せば、二十四節気の香りをより気軽に楽しみ続けていただけます。香りと灯火を長く愛でながら、持続可能なかたちで季節の移ろいを感じていただけるように、私たちはものづくりに心を尽くしています。

【使用上の注意】
灯している時はキャンドルのそばから離れないようにしてください。一度に2時間以上の燃焼はおやめください。長時間燃焼すると、グラスが大変暑くなり破損する恐れがあります。芯が長くなったり曲がったりすると火が大きくなったり、黒い煙が出やすくなります。灯す前に芯を7mm程度にカットし、整えてください。お子様やペットの届くところでの燃焼はおやめください。