−立秋−　二十四節気のキャンドル

kotoの自社アトリエで作る四季巡る二十四節気のキャンドルは、厳選した原材料を配合し、ブレンドや調合、箱詰めまで一点一点職人の手によって心を込めてしつらえています。

大豆とアブラヤシの天然ワックスを独自にブレンドし、香りの拡散と持続、燃焼効率に優れたハンドメイドキャンドルをお届けします。

秋の気配が少しずつ感じられる頃――立秋。

涼やかな風が頬を撫で、ヒグラシの声が夕暮れを彩り、季節は静かに夏から秋へと歩みを進めます。挨拶も「残暑見舞い」に替わり、移ろいのはじまりを告げる時期です。

「立秋の香り」は、秋の始まりを感じさせるようなぬくもりに満ちたフレグランス。冷えはじめた空気の中に漂う静寂と、安らぎを閉じ込め、まるで山の麓の隠れ家で過ごす贅沢な時間を思わせます。

まず トップノートでは、レモンゼストがすっきりと立ち上がり、冬の朝の澄んだ空気のような爽やかさを描きます。

続くミドルノートでは、カンファーとセージが広がり、ハーブの清涼感と落ち着きが心を整えてくれます。

そしてベースノートには、パウダー、アンバー、パチュリが重なり、包み込むような温かさと穏やかな深みをもたらします。

天然精油にはセージ、クローブリーフ、ユーカリ、パチュリ、ジュニパー、サイプレスを配合し、澄んだ冬の空気と暖炉のぬくもりを調和させました。トップには苔をあしらい、秋の始まりの彩りを添えています。

森の奥に広がる静けさが心を深く鎮め、移ろいゆく季節をしっとりと受け入れる落ち着きを与えてくれます。

二十四節気の移ろいに寄り添うように、kotoのキャンドルはすべて厳選された原材料を用い、自社工場で一点一点、手作業で仕立てています。ワックスの配合や芯の細部に至るまで丁寧にこだわり、美しく灯りと香りを楽しんでいただけるよう心を込めています。朝の始まりから夜のひとときまで、季節の気配を感じる香りが日常に溶け込み、暮らしのリズムにそっと寄り添ってくれます。

また、キャンドルを包むグラスは、使い終えた後に湯煎して洗うことで、繰り返しお使いいただけます。kotoがご用意する別売りのティーライトキャンドルを中に入れて灯せば、二十四節気の香りをより気軽に楽しみ続けていただけます。香りと灯火を長く愛でながら、持続可能なかたちで季節の移ろいを感じていただけるように、私たちはものづくりに心を尽くしています。

【使用上の注意】
灯している時はキャンドルのそばから離れないようにしてください。一度に2時間以上の燃焼はおやめください。長時間燃焼すると、グラスが大変暑くなり破損する恐れがあります。芯が長くなったり曲がったりすると火が大きくなったり、黒い煙が出やすくなります。灯す前に芯を7mm程度にカットし、整えてください。お子様やペットの届くところでの燃焼はおやめください。